中古バイクを買ったら、ナンバープレートの取得や名義変更をしなければいけません。これをしないと、税金の通知は前の所有者のところへ届き続け、万一の事故のときにも前の持ち主に連絡がいきます。
ところがこの手続き、排気量によって行き先も書類もまったく違います。250ccのバイクを買った人が区役所へ行っても、手続きはできません。まずは自分がどれに当たるかを確かめてください。
まず、どこへ行くかを決める
分かれ目は125ccと250ccの2か所です。
| 排気量 | 呼び方 | 行き先(大阪市東住吉区の場合) | 車検 |
|---|---|---|---|
| 〜125cc | 原付一種・二種 | 市税事務所(梅田・京橋・弁天町・なんば・あべの/どこでも可) | なし |
| 126〜250cc | 軽二輪 | なにわ自動車検査登録事務所(大阪市住之江区南港東3-1-14) | なし |
| 251cc〜 | 小型二輪 | なにわ自動車検査登録事務所(同上) | あり |
なにわ自動車検査登録事務所の受付は 8:45〜11:45/13:00〜16:00(土日祝を除く)。お昼は窓口が閉まります。
当店で購入された場合
当店で登録してお渡しする車両
車検が残っている車両と、諸費用込みで販売している車両は、当店で名義変更・登録まで済ませてお渡しします。お客様が窓口へ行く必要はありません。
それ以外の車両
お客様に選んでいただけます。ご自分で窓口へ行かれる方もいます。
当店が「諸経費なし」で安く販売できるのは、この部分をお客様に選んでいただいているからでもあります。手続きの手間を取るか、費用を取るか——どちらが良いかは人によって違うので、決めていただく形にしています。
125cc以下(原付一種・二種)
いちばん手軽です。市税事務所の窓口で、その場でナンバーが交付されます。
持っていくもの
- 譲渡証明書。前の所有者が「この人に譲りました」と書いた紙です。当店で購入された場合は販売証明書をお渡しします。
- ナンバープレートと申告済証。前の所有者から引き継いだ場合です。
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)。
- 登録(廃車)証明書。前の所有者が大阪市外の方だった場合のみ必要です。前に登録していた市区町村が発行します。
126〜250cc(軽二輪)
当店の在庫でいちばん多い区分です。運輸支局での手続きになりますが、車検がないぶん書類は少なめです。
前の所有者から受け取るもの
- 軽自動車届出済証(原本)。車検証にあたる書類です。
- 譲渡証明書。前の所有者の記名があるもの。
- 自賠責保険証明書。
自分で用意するもの
- 住民票。発行から3か月以内のもの。コピーでも受け付けてもらえます。
- 認印。念のため持っていくと安心です。
窓口でもらって書くもの
軽自動車届出済証記入申請書(OCRシート)、手数料納付書、軽自動車税申告書。いずれも窓口に用紙があり、書き方も教えてもらえます。
251cc以上(小型二輪)
行き先は軽二輪と同じ運輸支局ですが、車検証を書き換える手続きになります。
前の所有者から受け取るもの
- 車検証。これがないと始まりません。紛失している場合は、前の所有者が元の管轄で再交付を受ける必要があります。
- 譲渡証明書。
- 自賠責保険証明書。
自分で用意するもの
- 住民票(発行から3か月以内)。
- 認印。ここでも印鑑証明書・実印は不要です。
※ 一部の販売している車体では、予備検査をサービスさせていただいています。
名義変更をしないと、どうなるか
「面倒だから後で」で済ませてしまう方がいますが、困るのは主に前の所有者です。
- 税金の通知が前の所有者に届き続けます。名義が変わらない限り、納税義務も前の所有者のままです。
- 事故や違反のとき、前の所有者に連絡がいきます。すでに手放していることを証明するのは、思っているより手間がかかります。
- 保険がややこしくなります。新しい所有者が任意保険に入っていなかった場合、前の所有者が責任を問われる可能性があります。
- 売るときに困ります。次に手放すとき、名義が自分でないと手続きが進みません。
保険はどうするか
自賠責保険
前の所有者の自賠責に期間が残っていれば、そのまま引き継げます。名義変更は保険会社の窓口で行いますが、必要書類は保険会社によって違います。証券を持って、加入している会社に問い合わせてください。
期限が切れている、または残りが短い場合は、その場で入り直せます。保険会社の窓口のほか、バイク販売店、郵便局、コンビニでも加入できます。
任意保険
こちらは引き継ぎではなく、新しく入るか、今の契約の車両を入れ替えるかになります。すでに別のバイクで契約がある方は「車両入替」の手続きです。等級を引き継げる範囲は保険会社ごとに条件が決まっているので、契約している会社にご確認ください。
よくある勘違い
- 「印鑑証明書が要る」——クルマは要りますが、バイクは要りません。認印で手続きできます。
- 「原付は区役所」——大阪市は市税事務所です。市区町村によって窓口の名前が違います。
- 「250ccにも車検がある」——ありません。車検があるのは251cc以上です。
- 「ナンバーは必ず変わる」——管轄が変わるときだけです。同じ管轄内での名義変更なら、今のナンバーのまま続けられます。
- 「125ccが原付一種になったと聞いた」——2025年4月から「新基準原付」という区分ができましたが、これは最高出力4kW以下に制御された新しい車両の話です。これまでの原付二種(ピンクナンバー)には関係ありません。
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手続きは、買う車両によって変わります
行き先も必要な書類も、排気量と車検の有無で変わります。ご検討中の車両がどの区分に当たるかや、車検の状態については、お気軽にお問い合わせください。
※ 記載の内容は2026年9月時点のものです。手数料・必要書類・窓口の取り扱いは変更されることがあります。手続きの前に、市税事務所または運輸支局にご確認ください。
※ 窓口の場所・受付時間は大阪市東住吉区にお住まいの場合を基準にしています。お住まいの地域によって管轄が変わります。
※ 所在地・受付時間は変わることがあります。お出かけ前に、運輸支局または市税事務所の公式サイトでご確認ください。